2021/06/12 21:30



政所平番茶は「色が綺麗」「見た目の荒々しいインパクト」「喉越しがクリア」「カフェイン少ない」「オーガニック」「手頃な価格」「日本茶というよりハーブティーのような青っぽさ」がと特徴が多い。


この一年半はこのお茶をどうやって美味しく飲むかを実践してきた。

そして6月になり蒸し暑い日も出てきたらやはり「水出し」が良い

①平番茶7〜10gに対して水1L ←とにかく水はとても大事。可能な限り軟らかい水でないと美味しく仕上がりません。

②お茶の大きさや割れ具合などで時間はまちまちですが、おおよそ3時間から5時間で「黄金色がかった透き通る黄緑色」になると完成。

③一度別の瓶にお茶を移してもう一回水の量を500mlくらいで水出しも可能(ただし1回目と同じクオリティが出る時もあれば出ないこともあります。)

政所茶は600年前から続く「在来種」で品種改良されてない貴重なお茶。そして種から育てるため茶樹それぞれに個性があり、茶葉の大きさ、色、厚みも隣の木と違うため出し方にもバラつきが出る。

なのでもしかしたら今回煎れた平番茶が今までで最高に美味しい可能性があるのだ。


また水出しではなく熱々の熱湯を注いで3〜4分煮出し氷一杯のカラフェに注ぐやり方もあるが、僕は水出しの方が滑らかでクリアな味なので、そちらが好みである。


水出し平番茶をアンティークの瓶に入れるだけで食卓が華やかになり、また焼酎などをこの水出しで割るとこれもまた格別の晩酌となることでしょう。